2021.9.13
【2021年秋のお彼岸はいつ?】お彼岸の花やお供え物について解説
お墓参りなどでご先祖様の供養をする期間として知られているお彼岸。
暑さ寒さも彼岸までといわれるように、春と秋の二回あることを知っている方も多いと思いますが、それぞれに違いはあるのでしょうか。
本記事では、春のお彼岸について紹介していきます。
春のお彼岸に向けて準備を整えたい方や何をしたらいいのか悩んでおられる方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
2021年の秋のお彼岸はいつ
秋のお彼岸は秋分の日を中日として、その前後3日間の計7日間で、秋分の日が毎年変わるため、期間も毎年少しずつずれることになります。
2021年(令和3年)の秋のお彼岸は、9月19日から9月25日までの7日間で、秋分の日が9月22日、彼岸入りが9月19日、彼岸明けが9月25日です。
この時期は秋分の日や敬老の日といった祝日が集まっているため、シルバーウィークと呼ばれる連休になることもあります。
気候も涼しくなってくるため、お墓参りには最適な時期といえるでしょう。
お彼岸とは
日本でお彼岸というと、お墓参りをしたり、仏壇の手入れや法要をしたりと、ご先祖様を供養したり、日々の感謝の示したりするための期間と考えられています。
ですが、これは日本独自のもので、世界の他の仏教国にはこうした習慣はみられません。
お彼岸は、もともと至彼岸といわれ、この世である此岸からあの世であり極楽浄土でもある彼岸へと渡ることやそのための修行を指す言葉でした。
期間が7日間になっているのも、もとは修行期間として設定された日数であるためです。
秋分の日は昼と夜の長さがほぼ同じになり、太陽が真東から上って真西に沈みます。
古来、仏教では極楽浄土は西にあると考えられていたため、この日は此岸と彼岸が最も通じやすくなると考えられました。
お彼岸にお墓参りや供養を行うことでご先祖様の冥福を祈るとともに私たち自身も無事極楽浄土へ辿りつけるようにとの願いが込められています。
秋のお彼岸の花
ここからは、秋のお彼岸でお墓参りに行くときや仏壇への供花にしたいお花を紹介していきます。
キク
お墓参りの定番ともいえるキクの花は秋を代表する花でもあります。
キクは古くから邪気を払う力を持つとされ、長持ちすることから長寿の象徴ともいわれています。
枯れた後も花びらが散らかりにくいので、周辺を汚すこともなく、お墓参りの花には最適です。
リンドウ
秋の花の1つであるリンドウは、秋のお彼岸で供花としても使われます。
青や紫の落ち着いた色合いのため墓前に供えるのにも適していて、花言葉の1つである「あなたの悲しみに寄り添う」もお墓参りにぴったりといえます。
ケイトウ
漢字では鶏頭と書かれ、その名の通り、鶏のトサカのような赤い花が特徴的です。
夏の終わりから秋にかけて旬を迎え、お盆からお彼岸にかけて供花の定番になっています。
秋のお供え物
続いては、秋のお彼岸で仏壇に供えたり、お墓参りに用意するお供え物をご紹介します。
おはぎ
お彼岸のお供えものとして有名なぼた餅とおはぎですが、実は、春にお供えするのがぼた餅、秋がおはぎ、です。
おはぎの名前は秋の花である萩に由来しています。
昔の日本では小豆の赤がめでたい色をしていると考えられていたことから、お彼岸にはおはぎを供えるようになったといわれ、秋に収穫したばかりの小豆は皮もまだ柔らかいため、おはぎにはつぶ餡が使われます。
秋のお彼岸でお墓参りに行かれる際にはぜひ、おはぎを持参してみてください。
果物やお菓子
その他にも、お墓参りに行くときは、果物や落雁などのお菓子、故人が生前に好きだった食べ物などをもって行ってお供えしましょう。
秋のお彼岸にはぜひお墓参りに行ってご先祖様を供養してください
いかがでしたでしょうか?
本記事を読んでいただくことで秋のお彼岸についてご理解いただけたと思います。
お彼岸はご先祖様を偲び、供養する大事な機会です。
普段あまり足を運んでいない方も、秋のお彼岸にはぜひお墓参りをするようにしてみてください。
ただ、どうしても忙しい方や昨今の新型コロナウイルスの影響で、なかなかお墓参りに行けないこともあるでしょう。
そんなときにおすすめしたいのが、お墓掃除代行・お墓参り代行サービスです。
専門のスタッフがお花やお供え物、お墓の清掃といった供養をあなたに代わって行ってくれます。
今年の秋はお墓参りに行けそうにないけれど、お墓を綺麗に保ちたいと考えている方は、ぜひ一度、活用してみてはいかがでしょうか。
お墓参り代行「きたよ。」は、全国でお墓掃除代行・お墓参り代行サービスを運営しています。
心を込めたお墓参り代行サービスなら「きたよ。」