2021.12.2

お墓に砂利って必要?その効果から砂利の敷き方まで全部まとめて解説

普段、お墓参りや法要などで足を運ぶ墓地ですが、よく観察すると地面に敷かれた砂利に違いがあるのをご存じでしょうか。
白い砂利が敷かれたお墓や、反対に漆黒の砂利で統一されたお墓など、砂利の色は家によってさまざまです。
しかし、ルールとして決まっているわけでもないのに、そもそもなぜお墓に砂利は付きものなのでしょうか?
何のためにお墓に砂利を敷くのか、砂利の色に意味があるのか、またお墓に砂利を敷く際の費用などについて合わせて紹介します。

墓地に砂利を敷く意味

墓地や霊園を歩くと、ほとんどのお墓に砂利が敷かれています。 砂利を敷くことにどんな意味があるのか、詳しく見ていきましょう。

お墓は見た目も大切

最近は多くの人が景観を重視して、お墓に砂利を取り入れています。
白い砂利を敷けば全体的に明るく、黒い砂利を敷けばシックで高級感のあるお墓に仕上がるため、中には雰囲気を変えたいと砂利を丸ごと交換する人もいるほどです。
また、防犯効果も期待できます。
真っ暗な中でも誰かが砂利を踏めば音がするので、すぐに存在に気付けます。

手入れが楽になる

足元に砂利を使うことで、お墓を訪れた時の手入れが楽になるのは大きなメリットです。 地面が土のままだと、雨の日に水たまりができて虫がわいてしまったり、泥が跳ねて墓石を汚してしまったりするかもしれません。 しかし、砂利を敷いておけば水はけがよくなり、お墓を美しく保つことができます。 また、砂利のおかげで雑草が生えにくくなるのもポイントです。 たまに手入れされず雑草が生い茂っているお墓を見かけますが、砂利があれば期間が空いてもそこまで雑草が生えることがなく安心です。

砂利を敷き始めたのは最近

「昔からお墓と砂利がセットだったか、というとそうではありません。
かつては、たくさんの恵みを与えてくれる地面を砂利で覆うことに、抵抗がある人も多かったのです。
しかし、人々が時間に追われる生活を送るようになり、お墓に対する価値観が変わる中で、より手間がなく清潔に保てる様式に変わってきました。

どんな砂利があるの?費用に違いってある?

お墓に使う砂利には「砕石」「砂利」「玉砂利」の3種類があり、それぞれ特徴や費用が異なります。
また、石の大きさは「分」という単位で表され、1分は直径約3mmとなっています。

砕石

砕石(さいせき)は、大きな石を機械で小さく割ったものです。
一般的な砂利のように加工していないため鋭く角張った形をしているのが特徴で、大きさは大体6分となっています。
庭石のアクセントなどとして使われることも多く、晴れた日と雨の日で違った色合いが楽しめるのも魅力です。
青味がかった「青砕石」と大理石でできた「白砕石」の2種類があり、いずれも1kg100~200円で販売されています。

砂利

お墓を扱う業界で「砂利」と言うと、他の石と比べて一回り小さい石のことを指します。
大きさは1~2分、つまり5mm前後と非常に細かく、庭園などでもよく使われているのを見かけます。
たくさんの色味があるのが特徴で、単色からミックスまで好みに合わせて選ぶことができます。
歩いた時の音や踏み心地が心地よく、1kg50~150円と安価なのもポイントです。

玉砂利

敷くだけで一気に高級感が増す玉砂利は、5分ほどの大きさで丸い形が特徴です。 用途が多くホームセンターなどで手軽に手に入るため、最も人気があります。 玉砂利には種類があるので、費用については後ほど紹介します。

玉砂利も3種類ある

砂利を3種類紹介しましたが、玉砂利はさらに細かく分類されます。

五色玉砂利

お墓だけでなく、庭や手洗い場の水撥ね防止などにも使われています。
真っ白なもの、赤みがかったものなど数種類の色を混ぜて販売されており、1kg50~150円と安価です。

白玉砂利

石灰岩を細かくして成形した真っ白の石で、ガーデニングにも多用されています。
静かで穏やかな雰囲気を演出したい時におすすめです。
1kg100~200円で販売されており、ホームセンターやガーデニングショップなどで購入できます。

黒玉砂利

「那智黒石」としても知られている、グレーがかった黒色の石です。 ツヤの有無を選ぶことができますが、表面が磨き上げられたツヤのある石が人気です。 常に水を帯びているような質感で、高級感のある玉砂利の中でも最もシックな風合いがあります。 白玉砂利と同様、1kg100~200円ほどで売られています。

砂利が買える場所

お墓のある神社や霊園などで相談すれば、砂利を専門に扱う業者を紹介してくれるはずです。
また、お墓を購入した石材店でも、砂利の購入は可能でしょう。
こだわりがなく、あまり費用をかけずに済ませたいという方には、ホームセンターやネットショップで購入するのもおすすめです。
特に、最近は種類の豊富さや運ぶ手間を考えて、ネットショップを使って砂利を用意する人が増えています。
ホームセンターなどで売っているものは、1袋20kg入りの大袋となっているのがほとんどです。
お墓の広さによって使用する量は変わりますが、1袋でもかなり重いので運ぶ際は注意しましょう。

砂利を敷く方法を知っておこう

ここで、実際にお墓に砂利を敷く方法について、具体的に紹介します。

砂利を敷くには順番がある

砂利を敷くための手順について順番に解説していきます。



手順1.どれだけの砂利がいるのか計算する

まずは、どれくらいの砂利を使うのか調べなければなりません。
必要となるkg数は、お墓の面積(㎡)×砂利の厚み×20で計算されます。
たとえば、1m四方のお墓で砂利の厚みを3cmにする場合、「1㎡×3×20=60」となり60kgの砂利が必要ということが分かります。
目分量で用意してしまうと思った以上に必要になるケースが多いので、必ず計算してから購入しましょう。


手順2.お墓の周りを一通り掃除する

砂利の準備ができたら、お墓の周りの掃除に取り掛かりましょう。
ゴミ拾いや墓石の掃除も必要ですが、ここで欠かせないのが草むしりです。
根っこを残してしまうとすぐに雑草が伸びてしまうため、土を5cmほど掘り起こして根元から処理するのがおすすめです。
面倒な作業ではありますが、このひと手間を加えることでその後の作業がグンと楽になります。


手順3.地面をならす

一度掘り起こした土は柔らかくなっているため、しっかりと踏み固めて平らにしておきましょう。
柔らかいまま砂利を乗せてしまうと、砂利が沈んで均等に敷けなくなってしまうので注意が必要です。


手順4.必要に応じて防草シートを敷く

特に草が生えやすいお墓や、予算に余裕がある場合は、あらかじめ防草シートを活用するのも一つです。
砂利を敷く前に防草シートを張ることで、雑草が生えるのを手軽に防げます。
また、シートを使えば砂利が土に埋もれる心配がないので、追加で砂利を購入していくコストを抑えられます。


手順5.均等になるように砂利を敷く

ここまできたら、あとは実際に砂利を均等に乗せていくだけです。
あまり浅いと土やシートが見えてしまったり、雑草が生えやすくなったりしてしまうため、3~5cmほど厚みを出して敷いていきましょう。

時間とともに埋もれていく

砂利は、雨風にさらされたり踏まれたりしているうちに、少しずつ地面に埋もれていくものです。
中には「地面が隠れたら十分」「2袋開けると多すぎるから」などといった理由で、あらかじめ砂利を少なめに済ます人もいます。
しかしそれではすぐに地面が見えてしまうので、はじめからある程度厚みが出るように砂利を投入しましょう。

砂利を敷いた後のケアも忘れずに

砂利は「敷いたから終わり」というものではなく、その後も経過を追って状態をチェックしなければなりません。

砂利に苔が生えてしまう

「那智黒石」としても知られている、グレーがかった黒色の石です。
ツヤの有無を選ぶことができますが、表面が磨き上げられたツヤのある石が人気です。
常に水を帯びているような質感で、高級感のある玉砂利の中でも最もシックな風合いがあります。
白玉砂利と同様、1kg100~200円ほどで売られています。

砂利が減っている?

前述した通り、一旦十分な量の砂利を敷き詰めたとしても、時間が経つと砂利が土の中に埋まり、以前よりも減っているような感覚になります。
そうなると見た目に寂しくなったり、隙間から雑草が生えてきたりするので、パッと見て減ってきたと感じた時は新しい石を追加するタイミングです。
同じ砂利を用意するか、あまり減っているようならいっそ全て入れ替えてガラッと印象を変えるのもおすすめです。

業者に依頼するといくらかかる?

これまで、自身で砂利を用意してお墓に敷く方法や、その際の注意点について紹介してきました。
一方、砂利敷きは業者に依頼することも可能です。
時間を取るのが難しい、という方は一度検討してみてはいかがでしょうか。

造園会社に依頼するのも一つ

単純に砂利を敷く作業だけであれば、一般家庭の庭などを手掛けている造園業者にも依頼が可能です。
通常はお墓があるお寺や霊園、お墓を購入した石材店に相談することになりますが、どうしても費用が割高になってしまいます。
できる限り費用を抑えたい、という場合は検討してみてください。
お寺や霊園によっては、提携の業者以外は作業できないケースもあるので、事前に確認しておくと安心です。

砂利石代と作業費用が必要

通常お墓の砂利敷きは、石材店などお墓周りの作業を専門で行っている業者に依頼します。
その場合の費用は、1㎡につき1,500~3,000円が相場となっています。
ただし、これはあくまでも施工費用なので、他に砂利石代や搬入費用がかかります。
お墓の広さにもよりますが、合わせて8,000~10,000円程度と考えておきましょう。
また、オプションとしてお墓周りの掃除や草むしり、入れ替えの場合は既存の砂利の除去などを併せて依頼できる業者もあります。
気になることがあれば、一度相談してみましょう。

基礎にコンクリートを使う場合

最近は、草むしりなどの手間を省くために、お墓の周りを砂利ではなくコンクリートで固めてしまうというケースも珍しくありません。 費用としては1㎡につき10,000~20,000円ほどが相場で、業者によって費用に幅があります。 お寺や霊園で指定された業者がなければ、自身でいくつか見積もりを取って比較するといいでしょう。 またお墓周りをコンクリートで固めた場合、そのままならスッキリと清潔感のある印象になりますが、玉砂利などを敷くことでまた違った雰囲気を演出できます。 故人やご家族の好みでカスタマイズするのもおすすめです。

なるべく草を生やさないためには

これまで、自身で砂利を用意してお墓に敷く方法や、その際の注意点について紹介してきました。
一方、砂利敷きは業者に依頼することも可能です。
時間を取るのが難しい、という方は一度検討してみてはいかがでしょうか。

防草シート

砂利の下に防草シートを敷くことで、雑草が生えてくるのを防ぎます。
防草シートの種類は豊富で、費用も1㎡300円程度のものから数千円のものまで色々あります。
購入する際は、目の細かさや透水性、通気性などに気を付けて選びましょう。

敷石マット

とにかく手間をかけたくないという方は、敷石マットの導入を検討しましょう。
砂利や石畳がすでにマット仕様になっているため、お墓周りに敷くだけで簡単に設置できます。
天然石が使われており、お墓の景観を乱すこともありません。

コンクリート

前項でご紹介した通り、コンクリートで固めてしまうのも一つです。
費用は掛かりますが、耐久性が高く掃除も楽になるでしょう。

お墓に砂利を敷く理由や費用のまとめ

いかがでしたでしょうか。
この記事を読んでいただくことで、お墓の周りに砂利を敷く際のポイントや費用などについてご理解いただけたと思います。 足元に砂利を敷いて美しく清潔なお墓を保てば、ご先祖様も喜んでくれるはずです。 また、お墓参りに行く時間が取れない、という方にはお墓参り代行サービスが人気です。 砂利を敷く前の清掃作業もお任せできるので、合わせてご検討くださいね。

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